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NECビッグローブ株式会社 ミルフォトブック プレイアルバムデザインオーディション(公募)

NECビッグローブ株式会社 ミルフォトブック プレイアルバムデザインオーディション(公募)

・多才なクリエイターが集まるloftwork.comをプラットフォームに、公募方式で広く作品を募集
・応募を促進させるため、クリエイターへのヒアリング、アクセス解析に基づく公募ページ改善を実施
・アプリのエンドユーザとクリエイターによるワークショップ形式のイベントを開催

質・量ともに充実のデザインフレームがアプリ人気のカギを握る

一人ひとりの“かなえたい想い”を実現するインターネット・サービス・パートナーとして、個人および法人向けに、最新技術を活用した魅力的なサービスやソリューションを展開するNECビッグローブ株式会社。2013年2月12日、同社がスマートフォン向けに提供を開始したのは、自動コラージュアプリ「ミルフォトブック」(以下、ミルフォト)です。スマートフォンで撮った写真を自動でコラージュし、その写真を通して思い出をより色鮮やかに、ステキによみがえらせるアプリ。その人気のカギは、なんといっても高品質でバリエーション豊富なデザインフレームです。

loftwork.comに開設したミルフォト公募ページ

今回ロフトワークでは、ミルフォトのデザインフレームをクリエイターから広く募るオーディション企画を支援。NECビッグローブ株式会社の長島隆氏とロフトワーク クリエイティブディレクターの坂上奈那が、プロジェクトの裏側を語りました。

坂上(ロフトワーク):今回のプロジェクトでは、弊社のクリエイターネットワークloftwork.comを活用し、公募形式でデザインフレームの作品を募集しました。今まではどのようにデザインフレームを制作していたのですか?

NECビッグローブ株式会社 長島 隆氏

長島(NECビッグローブ):我々が直接デザイナーに発注して作っていただいていました。しかし、ミルフォトの世界観を伝えてその通りにすぐ作ってくれとお願いしても、そう簡単にはいきません。また、質を高める一方で量を確保することも、ユーザーにとっての価値になります。そこで、クリエイターが楽しみながらデザインフレームを作ってもらえる仕組みを構築したいと考え、クリエイターと強いネットワークを持つロフトワークにお願いをしようと思いました。

坂上:最初は、ハッカソンのようなイベントができないかとのご相談もありましたね。

長島:はい。ハッカソンのいいところは、短時間でアウトプットが出せること。ミルフォトでも、クリエイターと我々プロジェクトメンバーが一堂に会し、コミュニケーションを取りながら作品を生み出せたらいいなと思いました。しかし、クリエイターは自分だけの時間や空間があって初めて100%のアウトプットを出せるものであり、考え方としては面白いけど、質も量も求めているのなら難しいと、ロフトワークから却下されてしまいました(笑) クリエイターのことをよく理解しているロフトワークだからこその助言だったと、今は思っています。

1ヵ月で121点もの作品が集結!

投稿された作品の一部

坂上:最初はプロジェクトメンバーへの入念なヒアリングから始め、想定するターゲット像やゴールを明確にしました。公募開催が決定してから悩ましかったのは、作品の募集をかける上で、どのようなタイプのクリエイターから作品を募るのかでした。ミルフォトのターゲット層を踏まえ、loftwork.comに登録されているクリエイターのポートフォリオから、目指すべき世界観を刷り合わせていきました。

長島:1ヵ月の公募期間で100作品は集まるだろうと想定していましたが、2週間経って14点。大丈夫だろうか?とさすがに焦りましたが、ロフトワークのメディアで告知強化をしたり、アクセス解析をもとに短期間でPDCAを回しながら公募ページを改善し、最終的に121点集まりました。

株式会社ロフトワーク クリエイティブディレクター 坂上奈那

坂上:出足が鈍かったのは、我々のメッセージがクリエイターにきちんと訴求できていなかったからでした。そこで、クリエイター数名にヒアリングを実施し、公募ページの問題点を抽出。ヒアリングの結果「自分はこのコンテストに応募できるのか?していいのか?」と迷っているクリエイターが多く存在することが分かりました。改善策として、アクセス解析のデータから公募ページのどこで離脱しているのかを調べて該当ページのビジュアルやライティングを修正。クリエイターへ直接声がけをして公募への参加を促したり、できることはすべて実施しました。

長島:ロフトワークは制作のディレクションやデザインのプロではあっても、マーケティングの観点ではどのような支援をしてくれるのか?と思っていましたが、アクセス解析データをもとに課題を的確に分析された上で、しかるべき改善策を提案してくれていることがよくわかりました。

坂上:量的な目標はクリアできましたが、クオリティについてはどうでしたか?

長島:ミルフォトのトーン&マナーを踏襲しつつ、我々の限られたネットワークではできなかったものが得られたという点で、とても満足しています。何より質を担保できている状態で量を確保できたので、成果としては十分です。少し欲を言えば「こんな手があったか!」という驚きと発見があると100点だったかもしれません。

アプリ利用者、クリエイター、それぞれが楽しめるワークショップを開催!

9/6にFabCafeで開催したワークショップイベント
多くのクリエイターが参加し、フォトフレームを作るワークショップを楽しんだ

坂上:公募期間が終わったタイミングで、エンドユーザとクリエイターを集めてワークショップ形式のイベントも実施しました。公募だけではエンドユーザやクリエイターからのフィードバックを受けにくいため、イベントを併催することで、双方の視点からさまざまな意見を吸い上げ今後のプロジェクトに活かすのが狙いでした。

具体的には、受賞作品の表彰会も兼ねたワークショップを実施。チームに分かれ、アイデアを出し合いながらA1サイズの巨大フォトフレームを一緒に作るという内容です。沢山のマテリアルを用意し、FabCafeにあるレーザーカッターやカッティングマシーンなどデジタル機器も使いながら2時間ほどの間で、各チームアウトプットを競い合いました。

長島:イベントの構成が良かったおかげでとても盛り上がりました。実際にアプリを利用している方やクリエイターと出会い、彼らとコミュニケーションがとれて接点が増えたので有意義なイベントでした。

国内外で100万ダウンロード達成!“想い出を素敵に振り返る”をコンセプトにグローバル展開にも挑戦

坂上:9月には国内外で100万ダウンロードを達成しました。台湾のApp Storeでは無料アプリ総合1位、日本や香港、フィリピン、マカオでは写真アプリカテゴリー1位を獲得するなど人気急上昇中ですが、今後の展開について何か構想はありますか?

長島:ゆくゆくは、クリエイターが自由にデザインフレームを登録し、販売できる新しいプラットフォームへと育てていきたいです。そのためにも、日本だけではなくて海外でも今回のような公募やワークショップイベントが開催できるといいな、と考えています。ロフトワークにはグローバルなクリエイターのネットワークもあるとのことなので、引き続き心強いパートナーになっていただけますよね?(笑)

もちろん、競合と比較すると国内もまだまだです。写真アプリという領域はレッドオーシャンでもあるので、既存の提供価値だけでは利用者のみなさまにご支持いただけなくなります。”撮った写真を自動でステキに飾り、シアワセな気分で思い出を振り返る”にこだわりながらも、その写真を家族、友人にプレゼントしたり、実物のアルバムとして印刷したりなど、写真を通してその人が豊かになるような世界を広げていきたいです。

坂上:ソーシャルメディアでも積極的にユーザとコミュニケーションされていますが、そこから次の新しいアイデアも生まれそうですね。今後も信頼に応え、ご支援を続けていければと思います。有難うございました。

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

NECビッグローブ株式会社 長島 隆氏

NECビッグローブ株式会社特別プロジェクト 兼 メディアサービス事業部 事業開発グループ マネージャー
長島 隆氏

ミルフォトのトーン&マナーを踏襲しつつ、我々の限られたネットワークではできなかったものが得られたという点で、とても満足しています。何より質を担保できている状態で量を確保できたので、成果としては十分です。少し欲を言えば「こんな手があったか!」という驚きと発見があると100点だったかもしれません。

NECビッグローブ株式会社とのパートナーシップ

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