Main menu

株式会社サイバーエージェント 「Amebaプレゼント」素材制作

・難易度の高い要件にきめ細かく対応しつつ、精度の高い進行管理を通じてプロジェクトを終始リード
・クリエイターの得意分野を活かしたプロジェクトチームで高品質なアイテムの量産を実現
・月次の人気上位10アイテム中、7割以上をロフトワークの制作するアイテムが獲得

ブログユーザーのコミュニケーションを演出する新しい“しかけ”

株式会社サイバーエージェントは、インターネットという成長産業を軸に、常に新たなチャレンジを続けるインターネット総合メディア企業です。多岐にわたるサービスの中でも、とりわけ高い人気を誇るのが、日本最大級のブログメディア「Ameba」(通称アメブロ)。多くの著名人ブログを擁しており、マスコミまでが注目する巨大な情報発信基地となっています。単にブログを読んだり書いたりできるだけでなく、そこから広がるコミュニケーションをサポートし、ハッピーに演出する楽しい“しかけ”も満載です。

▲株式会社サイバーエージェント アメーバ事業本部 塩田氏 大辻氏

そんな魅力的な“しかけ”の1つが、2008年7月にスタートした仮想プレゼントショップ「Amebaプレゼント」。友人や知人、著名人にプレゼントを贈れるというユニークなコンテンツです。ユーザーは贈りたい品物(イラスト)を選んで特定の相手に届け、贈られた人は、もらったプレゼントをブログに貼ったり、「ルーム」と呼ばれるスペースに飾ったりして楽しめます。

「ジギョつく」と呼ばれる社内の事業プランコンテストから生まれたというこの企画について、同社アメーバ事業本部モバイルディビジョンのプロデューサーである大辻純平氏は、「Facebookで人気の仮想ギフトサービスをヒントに、著名人にもプレゼントを贈れるようなサービスを作りたいと考えました。背景には、デジタルコンテンツによる課金ビジネスに力を入れたいという会社としての意向があります」と説明します。

デコメールの制作ノウハウを発揮してメッセージ性のあるイラストを提案

新しいサービスに試行錯誤は付き物です。立ち上げ後に見えてきた課題は、プレゼントの表現方法です。写真に近いリアルな質感のイラストにこだわっていた同社は、ここに改善の余地を見出したのです。

大辻 純平氏

「有料のサービスである以上クオリティには自信がありましたが、リアルにモノを贈る感覚を演出したいとの狙いが、逆にイラストのメッセージ性を奪っていることに気づきました。イラストを目にしたとき、どんなシーンで、誰に贈ればいいかが思い浮かばないわけです。そこで、リアルなイラストと、デコメールのようにメッセージを含んだイラストの中間を作りたいと考えました」と大辻氏。

つまり、改善のポイントは、贈り方のアイデアまでを提案できるイラストです。戦略の転換を決めた同社は、ロフトワークに相談。制作点数の多い案件にも対応できること、デコメールの制作実績が豊富であることに加え、年賀状代わりに届いたイラスト集のようなカレンダーがきっかけとなり、今回のプロジェクトに対する適性と可能性を確信したのが大きな理由です。

こうして2009年2月、まずはトライアルという形でプロジェクトがスタート。特にロフトワークに期待されたのは、数々のデコメール制作で培われたキャラクターのデザイン力や、言葉をイラストにするノウハウです。同時に、平面でありながらも質感を追求したいという難易度の高いニーズを満たす必要もありました。

ロフトワークは、アイテムの存在感を重視し、「イメージの描き起こし」と「立体感の付与」という2つの要件に対して別々のクリエイターをアサイン。イラストが描けることと、立体感の演出を得意とすることとは、必ずしも両立しないとの判断があったからです。質感を目標レベルまで引き上げるために、同社との間で何度となく微調整が繰り返されたものの、2週間という短い期間で、ロフトワークは信頼を獲得していきました。

塩田 裕美子氏

「バラエティに富んだイラストはどれも高いクオリティでしたし、何より進行管理には感動しました。スケジュールにブレがなく、こちらの“漏れ”までフォローしてくれました」と大辻氏。さらに、同社アメーバ事業本部プラットフォームディビジョン プロデュースグループの塩田裕美子氏は、「何をいつまでにやらなければいけないのかを明示してくれるので、とてもやりやすいですね。修正対応もスピーディですし、一緒に考えて作り上げていくというスタンスが非常に頼もしいと感じています」と補足します。

アイデアを形にするためのディレクション能力の高さに期待

2週間のトライアルを通じて、早くもロフトワークとの協力体制が確立。現在は、月1回ペースで新しいプレゼントを投入しています。プレゼントショップに並ぶのは、リアルな品物ではなく、言ってみれば「単なるイラスト」です。それが、ひとたびユーザーの手に渡ると、贈り主の思いを乗せた大切なアイテムになるから不思議です。

メッセージ性の高いアイテムが増えるにつれ、サービスの利用者数も着実に伸びています。「若年層の多いモバイルユーザーの心を捉えたのか、特にモバイルでの利用者数が大きく伸びているようです。また、ランキングを見ても、ユーザーの評価は一目瞭然です。3月の集計結果では、トップ10のうち7~8点はロフトワークが制作したものでした」と塩田氏。これは、同社の戦略転換が正しかったことを証明する結果でもあります。

サービスの面白さに気づき始めたユーザーを中心に、利用者の輪が広がっていく。そんな相乗効果も生まれています。ファンから贈られたプレゼントに対してお返しをする著名人も現れ、中には、自分専用のプレゼントを希望する声もあるとのこと。引き続き、ユーザーの気持ちを乗せやすいクリエイティブの追求が重要なテーマとなりそうです。

▲ ロフトワークの制作したAmebaプレゼントが、実際にユーザー間のコミュニケーションツールとして機能している

「今後もロフトワークには、ブログの世界で起こっていることを当社と共有しつつ、アイデアをいかに具現化するかというところで力をお借りしたいですね。アイデアを形にするためのディレクション能力の高さこそ、ロフトワークの強みだと思います」と語る大辻氏。“ユーザーと一緒につくりあげる”というAmebaのコンセプトにも似て、ロフトワークとの二人三脚が、「Amebaプレゼント」をさらに魅力的なコンテンツへと進化させていくことでしょう。

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

大辻 純平様

株式会社サイバーエージェントアメーバ事業本部 モバイルディビジョン
プロデューサー
大辻 純平様

何より進行管理には感動しました。スケジュールにブレがなく、こちらの“漏れ”までフォローしてくれました。今後も、アイデアをいかに具現化するかというところで力をお借りしたいですね。アイデアを形にするためのディレクション能力の高さこそ、ロフトワークの強みだと思います。

塩田 裕美子様

株式会社サイバーエージェントアメーバ事業本部 プラットフォームディビジョン プロデュースグループ
プロデューサー
塩田 裕美子様

何をいつまでにやらなければいけないのかを明示してくれるので、とてもやりやすいですね。修正対応もスピーディですし、一緒に考えて作り上げていくというスタンスが非常に頼もしいと感じています。