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時刻表情報サービス株式会社 「モバイル超特急」鉄道関連デコメ制作

・鉄道ファンの厳しい要求に応える高いクオリティの「鉄道デコメ」を制作、約20人のクリエイターを迅速に組織して対応
・3か月で1000点のデコメ制作、クオリティイメージの事前確認など担当ディレクターの工夫で納期を厳守
・スケジュール変更にも柔軟に応え、こまめに進捗を共有することで不安のないプロジェクト管理を実現

運行情報提供サービスに次ぐ新ビジネスとしてデコメに着眼

株式会社ジェイアール東日本企画の子会社で、鉄道運行情報の発信や広告映像の配信を手がける時刻表情報サービス株式会社。JR、私鉄問わずにさまざまな鉄道会社の列車運行状況を携帯電話に発信する「鉄道運行情報」サービスなどを展開しています。

2008年秋、同社は、新たな収益基盤をつくるため、鉄道ファン向け新サービスの立ち上げを計画。さまざまなサービスを検討するなかでデコメに着眼し、列車や駅の看板などを中心とした鉄道関連のデコメール素材や待ち受け画像を揃えた携帯電話向けサイトを開設することを決めました。

「鉄道関連のモチーフを使用するためには、各鉄道会社から商品化の許諾を得る必要があります。当社はJR東日本はもちろんですが、他の鉄道会社ともお付き合いがあり、スピーディーに商品化許諾の契約を進めることが可能です。そのため、デコメサイトとしては後発ですが、鉄道ファン向けとしての参入余地は十分あると考えました。」と、今回のプロジェクトを推進した映像配信・RSMセンターの相場しおん氏は語っています。

2009年4月からプロジェクトが本格的に動き出し、相場氏はサービスの根幹となるデコメ素材の制作会社選定に着手。いくつかの制作会社を検討したなかで、ロフトワークを選びました。

厳しい眼を持つ鉄道ファン向けデコメ素材1000点を3か月で

時刻表情報サービス株式会社
映像配信・RSMセンター
相場 しおん氏

相場氏は制作会社をロフトワークに決めた理由をこう話しています。「もっともこだわったのはデコメ素材の品質。鉄道ファンは熱狂的な方が多く、厳しい眼をお持ちです。たとえデコメ素材でも、実物や写真に忠実なアイテムを用意しなければ認めてくれません。鉄道会社から商品化許諾を得るためにも忠実な表現力は必要です。いくつかの制作会社を検討したなかで、サンプルのクオリティがもっとも高かったのがロフトワークでした」(相場氏)。

また、品質だけではなく、「オンラインツールでデザインを確認できる仕組みや、修正変更に柔軟に応えてくれる体制も決め手になりました。大まかな予算をWebサイトで確認できる点も良かったです」(相場氏)と説明しています。

同社が依頼したのは、デコメ素材約1000点を3か月という期間で納品することでした。約1000点のうち700点は提供された資料をもとに制作する鉄道デコメ、300点は過去の実績を生かしてロフトワークが提案する挨拶などの一般的なデコメという構成です。

ロフトワークの担当ディレクターは、次のように振り返ります。「鉄道関連という特殊なアイテムの制作であることから、精密な絵を得意とするクリエイター約20人とプロジェクトチームを組むことで、高品質な鉄道デコメを短期間で制作できる体制を敷きました。さらに制作開始後に発生する修正を最小限に抑えるためにサンプルを数点制作し、納品物の品質の事前確認を徹底しました。」

また、約300点の非鉄道系アイテムでは、短期間の制作スケジュールであることを考慮し、ロフトワークが発注本数よりも敢えて多く制作。その中から300点を選定して頂くことで修正作業の軽減に努めました。

こうした一連の施策が功を奏し、8月末にはスケジュール通りにデコメを納品。9月7日、「モバイル超特急」が無事オープンしたのです。

緻密なスケジュール管理で納期厳守、ユーザーの評価も上々

相場氏は出来上がった素材のクオリティについて、「鉄道会社から商品化許諾を得る必要もあることから、実物を忠実に表現するようかなり細かい部分まで注文を出したと思います。最初は修正依頼をいくつか出したと思いますが、数をこなすうちに、修正作業が格段に減ってきました。膨大な数でチェック作業は苦労しましたが(笑)、全体の進行は非常にスムーズでした」と相場氏。

また、相場氏はプロジェクト全体を振り返ってこう話しています。「ロフトワークに依頼したのは今回が初めてですが、『不安なく進めることができた』というのが正直な感想です」。

オンラインでデザインをチェックできる点、クオリティのイメージを事前に確認できる点は大きかったです。また、当社の都合でスケジュール変更をお願いした場合でも、柔軟に対応してくれた点は本当にありがたかった。許諾元での審査の日程の調整も計画が立てやすかったです」と相場氏。

まだサービスインしてから間もないですが、すでに「『こういう素材が欲しい!』という要望が毎日寄せられています。品質が受け入れられている証です」(相場氏)と、ユーザの評価は上々のようです。今後は対応キャリアも増え、デコメ化する鉄道もいっそう拡充する計画。今後増強するデコメ素材の制作もロフトワークが担当しており、新たなプロジェクトがすでに動き始めています。

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

相場 しおん様

時刻表情報サービス株式会社映像配信・RSMセンター
相場 しおん様

スケジュール管理能力の高さと、変更にも迅速・柔軟に対応してくれる力はすごいと思いました。オープンまでのことだけでなく、サービスイン後の運用負担までを考えて、素材の絞り込みなどを考えてくれた点にプロフェッショナルを感じました。担当ディレクターも気さくな方で、気持ちよく仕事ができました。