Main menu

株式会社パソナ パソナキャリア新卒サイト制作

株式会社パソナ パソナキャリア新卒サイト制作

・クライアントからの要望や多岐にわたる課題を整理するため要件定義から支援
・ターゲットユーザの学生を招き、就活のカスタマージャーニーマップを作成、それを元にWebの役割を再定義
・新卒採用のエントリー数が前年比148%達成と確かな成果を実感

新卒採用の手法見直しを機に、新しい採用ターゲットを意識したオンライン強化策を実施

人材派遣のリーディングカンパニーである株式会社パソナを中心に、国内外約50社で人材ビジネスを展開するパソナグループ。その中で再就職支援事業や人材紹介事業を手がけるのが、株式会社パソナの社内カンパニーであるパソナキャリアカンパニーです。

新卒採用ページ

ロフトワークが協力したのは、同社の新卒採用ページリニューアル。要件定義の段階からクライアントと共に課題整理をお手伝いしたプロジェクトは、柔軟に進路を変えつつ、制作側と発注側が常に一丸となって同じ方向を目指し、双方にとって貴重な学びの機会となりました。プロジェクトの全貌を、株式会社パソナ パソナキャリアカンパニーの駒井亮氏とプロジェクトを担当したシニアディレクター西本泰史の対談でお届けします。

西本(ロフトワーク):採用ページリニューアルの背景にあった課題を改めて教えていただけますか?

株式会社パソナ パソナキャリアカンパニー 駒井 亮氏

駒井(パソナ):2015年から新卒採用の倫理協定が変わることもあり、今一度採用手法を見直そうという動きの中で採用ページリニューアルの話が持ち上がりました。また、パソナキャリアは事業の特性上、対面で人とコミュニケーションするのは上手でも、Webで顔の見えない相手に情報を伝えるのは決して得意ではありません。

さらにここ1~2年、コミュニケーション能力に長けた人だけではなく、事業計画を作れる人、プログラミングができる人などを採用ターゲットに据えているのですが、ITリテラシーの高い彼らに情報発信していくのにWebが貧弱だと致命的。これらがオンラインを強化したいと考えた理由です。

リアルとの架け橋になるイベント集客用プラットフォームへ、当初の提案を大きく転換

ロフトワーク シニアディレクター 西本泰司

西本:ロフトワークに依頼された経緯を教えてください。

駒井:新卒採用サイトの仕様が決まっていない段階だったので、コンセプト策定や課題抽出から支援してくれるパートナーのほうが可能性が広がると考えました。また、ロフトワークが志向しているイノベーションやオープンといったキーワードに関心のある学生を採用したいとの考えから、ロフトワークとコラボレーションすること自体が当社のブランディングになるだろうという期待もありました。

西本:“考える”ところから参画したいというのがロフトワークの基本スタンスです。今回のプロジェクトでも、駒井さんなどへのヒアリングを通じてWebでのコミュニケーションだけでは完結できない多くの課題を抱えられていることがわかりました。そこでKJ法を用いて課題を整理することから始め、どこからどこまでをどんな形で解決するか、プロジェクトのフェーズ分けを明確にしました。

採用サイトのターゲットユーザである学生を招いて、就職活動のカスタマージャーニーマップを作成
学生が就職活動でなにを考え、どのように行動しているのかを明確化

さらに、ターゲットユーザとなる学生を招いてインタビューを実施しました。事業計画を作れるような学生が何を考え、どんな行動をとるのかは、実際に会ってみないとわかりません。彼らにインタビューした上で、カスタマージャーニーマップを作成するワークショップも実施。ユーザを理解し、採用までの各段階における課題を洗い出し、どんな解決策があるか、そこにWebがどう関われるかをじっくり議論していきました。

駒井:求職者と対等な立場で話すことが滅多にないのでとても貴重な機会でした。当初は完全に“Webプロジェクト”との認識で進めていましたが、学生の話を聞くうちに、リアルの場で社員にあって得られる深い情報が彼らの入社の決断に大きな影響を与えることを再認識しました。こうした気付きを得られたのは大きな成果です。

学生とのワークショップで作成した就職活動のカスタマージャーニーマップ

西本:インタビューの内容をうけて、元々のユーザとのコミュニケーションをWeb上で完結させる提案から、Webサイトをイベント集客用のプラットフォームとして位置づける提案へと変更しました。“深い共感”をキーワードに、ユーザがイベントに参加することを最終ゴールに切り替え、デザインに落とし込んでいきました。新聞をイメージしたグリッド型の構成にしたのは、常に鮮度の高い情報が提供されていることがひと目で伝わるからです。

コンテンツ制作を内製化することで情報の鮮度と質を高め、企業の生の声を発信

西本:リニューアル後の運用も考え、サイトのログ解析などもご支援しました。コンテンツ企画や記事構成についてアイデアを一緒に考えたり、写真の撮り方講座を開いたりもしましたね(笑)。実際に、リニューアル後の運用はいかがでしょうか?

駒井:コンテンツの制作が外注中心だったのですが、採用ページは1度作ると更新がほとんどなく、PDCAが1年で1回しか回らないような状態でした。リニューアル後はイベントページや社員インタビューなど更新性の高いコンテンツが増え、内製化によってPDCAを短いサイクルで回せるようになりました。まだ不慣れでコンテンツを作るのに時間がかかり、クオリティも思うように上がらないのですが、それでもインタビューした社員は20名に増えました。

こういうサイトが出来たことで現場とのコミュニケーションがより取りやすくなりました。より良い採用活動が行える環境を作るためには、コンテンツが社内から自発的に出てくる体制にしていくことが重要かもしれません。

社員インタビューコンテンツも充実、記事や写真はすべて内製している

西本:ユーザーが知りたいのは、他人がピカピカに磨いたキレイなものではなく、企業の生の声であり、“人となり”が伝わるものです。だから、今のやり方でいいのだと思います。その他、定量的な変化はありましたか?

駒井:エントリー数は1月頭時点で昨年比148%。量より質を重視しているので、この数値に一喜一憂するつもりはありませんが、意識の高い学生の応募が増えているのは歓迎すべきことです。

西本:最後に、当社とのプロジェクトはいかがでしたか?

駒井:常に近くで同じ方向を向いて仕事をしてくれました。チーム内でのノウハウの蓄積、学習がプロジェクトの目的の一つでもあったので、プロジェクトの組成から関わってもらったことで、プロジェクトの進め方やコミュニケーションのあり方まで多くの学びがあり、面白かったです。マーケティングや新しいものを作ることにおける感覚も学び取れたので、これをきちんと全社に展開していきたいですね。

西本:体験したことのないものにも主体的に挑戦しようという姿勢に刺激され、私自身も楽しく仕事ができ、自分自身が変わることに対してオープンであることの重要性を学びました。だからこそ納得のいくサイトが出来たのだと思います。

内容やお客様情報、担当ディレクター情報は本記事公開時点のものです。現在は異なる可能性があります。

お客様の声

駒井 亮氏

株式会社パソナパソナキャリアカンパニー 営業総本部 新規事業開発担当
駒井 亮氏

ロフトワークは常に私達と同じ方向を向いて仕事をしてくれました。チーム内でのノウハウの蓄積、学習がプロジェクトの目的の一つでもあったので、プロジェクトの進め方やコミュニケーションのあり方まで踏み込んでご提案いただきました。新しいものを生み出すプロセスを学び取れたので、これをきちんと全社に展開していきたいですね。改めて、自社の目指す方向性と合うパートナーとコラボレーションすることは重要だと感じたプロジェクトでした。

制作チーム

このサービスに関するお問い合わせ

このプロジェクトのサービス

株式会社パソナとのパートナーシップ

&