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学習院大学様 Webサイトリニューアル

学習院大学様 Webサイトリニューアル

プロジェクト概要

  • 課題
    ・学習院大学の強み・弱みを関係者内で共有・共通言語化できていなかった
    ・デザイン性と情報発信力に欠け、学習院大学の「今」を伝え切れていなかった
  • 目標
    学習院大学らしさとは?を関係者で言語化しWebサイトに反映する
    ・ターゲットとなる受験生に、ありのままの学習院大学を知ってもらう
    ・リニューアルをきっかけに今後の広報戦略のあり方を探る
  • 成果
    ・伝統を重んじつつ新しさを融合したWebサイトが完成
    ・組織の枠を越えて1つのゴールに向かう経験が学内のコミュニケーションを促進
    ・自学の強み・弱みが明確になり、広報戦略や施策に関する意思決定が迅速化
    ・CMSの導入により情報発信しやすい環境を整備

新しい風を吹かせたい!変革へのチャレンジがスタート。

浅見(ロフトワーク):まずリニューアルの背景からお聞かせください。

筒井(学習院大学):前回の制作から7年が経ったため、マルチデバイス対応や、デザインの刷新、コンテンツ増加などが必要だと考え始めました。加えて、国際社会科学部開設に向け、英語サイトコンテンツを強化、多言語化と併せて改善したいという考えもあり、必然的にリニューアルプロジェクトが立ち上がりました。

左から:学習院大学 学長室経営企画課 主事 筒井氏、副学長・経済学部教授 勝尾氏

浅見:制作会社はどのように選定されましたか?

筒井:ロフトワークを含む3社に見積依頼したのですが、他の2社はすでに取引のあった会社です。本学を熟知している会社だと話は早いですが、今回は本学に新しい風を吹かせてくれる会社に依頼したいという思いもあり、Web上で情報収集して見つけたロフトワークに声をかけました。実は、制作会社を最終決定する際に、本学のメンバー9人で投票を行ったのですが、3社がまったく同点だったのです。

勝尾(学習院大学):3社同点という結果は、新しい挑戦をする後押しとなりました。なぜなら、本学内メンバーの中で意見が大きく分かれたということは、関係者皆が少なからず変わらなくてはならないと思っている気持ちの表れだと感じたからです。そのため、3社の中で特に従来の方向性とは違う、挑戦的な提案をしてくださったロフトワークさんへお声掛けしました。

浅見:当社が、学習院大学(以下、学習院)らしさを見つけるワークショップをご提案した点はポイントになりましたか?

勝尾:リニューアルをきっかけに、広報戦略の方向性を探りたいと考えていたので、決め手になりました。これまで本学の強み・弱みについて本格的に議論されたことはほとんどなく、自分たちをどう見せればよいかもよくわかっていませんでした。学内のメンバーだけで考えるのは限界もあります。言葉にできていないものを可視化したいという私共の願望と、ロフトワークのノウハウがうまくリンクしたと言えると思います。

組織の枠を越えて議論したワークショップを境に、関係者の意識に変化。

菊地(ロフトワーク):ワークショップは1回4時間を2回に分けて実施しました。内容は大きく4つ。1)学習院に対するネガティブな印象の発散、2)学習院にネガティブな印象を持つペルソナの作成、3)学習院の強み・弱みの発散、4)カスタマージャーニーマップを用いた課題の特定と施策の発散です。

広報担当だけでなく、他部署や学生も巻き込んだ”ALL学習院"でワークショップを実施

敢えてネガティブな側面から斬り込んだのは、全網羅的な大学サイトが多い中で、ターゲットをどこかに寄せないと差別化できないと考えたからです。ネガティブな印象を持つ学生にアピールする内容は、必然的に他のターゲットにも響くはずだという仮説のもと、敢えてそこに絞りました。実際にワークショップをやってみていかがでしたか?

筒井:実に多様な視点から議論できました。普段は違う立場や、別部署で働く職員が、組織の枠を越えて楽しみながら一つのことに向かうのは新鮮な経験でした。リニューアル以外の成果として、学内にそういう雰囲気が生まれたのも大きかったですね。意識の高い若い職員が多いこともわかりました。

勝尾:それぞれが学習院の重要なプレイヤーの一人であることを再認識するきっかけを与えてもらったと思います。はじめはあまり自主的に動いていなかった参加者が、ワークショップ後には自ら動き、どんどん成長する姿を見て、一人ひとりに自覚が芽生えると組織は変わっていくことを実感しました。

培ってきた伝統を「自学らしさ」として肯定しつつ、新しさを融合。

浅見:ワークショップのアウトプットを受け、さらにコアメンバーで話し合った結果、強化すべきコンテンツの軸を「キャンパスライフ」「教育の質」「就職」の3つに決めました。学生に伝わりやすいデザインを重視し、例えば就職実績の数値はインフォグラフィックを活用しました。

TOPは画像中心に、落ち着いた色合いで伝統の深さを表現。右:「就職実績」はインフォグラフィックで伝わりやすさを重視

関口(ロフトワーク):私は課外活動に励む学生を積極的に紹介するコーナー「+ACTIVE!(プラスアクティブ)」を担当しましたが、大学に足を運び、学生の雰囲気に触れ、直接会話するうちに、みんないい意味で普通なのだ、実はとても親しみの持てる大学なのだと気づきました。そんな“ありのままの学習院”を伝えようと、学生たちの雰囲気を素直に見せることにこだわりました。

外活動に励む学生を積極的に紹介するコーナー「+ACTIVE!(プラスアクティブ)」ページ

筒井:学習院は先入観として敷居が高い、自分には関係ないと思われがち。でも実際は、最高水準の教育があり、部活動でがんばっている学生がいて、就職実績はトップレベル。こういうことをもっと知ってほしかったのです。

菊地:一方、敷居の高さを払しょくしようとするあまり、デザイン側で伝統の概念が抜け落ちてしまい、作り直す場面もありました。学習院らしさが消えてしまっては意味がありません。大事な伝統を重んじつつ、そこに新しさを融合することを第一に考え直しました。

勝尾:こちらからは言い出しにくい段階に来ていたので、逆に作り直しの申し出があったときは、ロフトワークに頼んで良かったと思いました。デザインは重要ですから、その決断はありがたいと思いました。

リニューアルを機に広報活動における意思決定がスピードアップ。

浅見:リニューアル後の反響は?

勝尾:かっこいい、センスがよい、いい意味で学習院らしくないなど、概ねいい反応です。リニューアルを機に本学の強み・弱みを言語化できたことで、広報メンバーの意識も変わりました。結果だけでなく可視化のプロセスから共有したおかげで、広報戦略や施策に関して、共通認識のもとですばやく意思決定できるようになっています。

筒井:CMSを導入して情報発信しやすい環境が整ったので、今後は情報発信のフローを確立するなど、どう使うかがさらなる成功のカギになります。さまざまな情報を発信し、少しでも多くの人に本学の良さを知るきっかけを与えられたらと考えています。

浅見:次の展開は見えていますか?

勝尾:やりたいことは山ほどありますが、少なくともWebが広報手段の中心になっていくのは間違いありません。お仕事で始まった関係ですが、常に自分ごととして考え、行動してくれるロフトワークには本当に感謝しています。自分たちがどうにかしなければ!という強い思いが伝わってきました。

浅見:Webは育てていくものですから、ぜひ引き続きご一緒させてください。

右から:ロフトワーク浅見、学習院大学 筒井氏、勝尾氏、ロフトワーク菊地、関口

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お客様の声

勝尾 裕子氏

学習院大学副学長 兼 経済学部教授
勝尾 裕子氏

リニューアルを機に本学の強み・弱みを言語化できたことで、広報メンバーの意識も変わりました。結果だけでなく可視化のプロセスから共有したおかげで、広報戦略や施策に関して、共通認識のもとですばやく意思決定できるようになっています。

筒井 啓之氏

学習院大学学長室経営企画課 主事
筒井 啓之氏

CMSを導入して情報発信しやすい環境が整ったので、今後は情報発信のフローを確立するなど、どう使うかがさらなる成功のカギになります。さまざまな情報を発信し、少しでも多くの人に本学の良さを知るきっかけを与えられたらと考えています。

制作チーム

このサービスに関するお問い合わせ

kazuhiko_asami

プロデューサー
浅見 和彦

学習院らしさを言語化した上でWebで表現し、情報発信力を高める事がミッションでしたが、更に今後の広報戦略を見据え、校内での更新体制も意識しながらプロジェクトを進めました。 コアメンバー以外の部署や在校生など様々な立場の方々がプロジェクトに協力してくださったことで、それぞれの違った視点がうまく混じりあい、新たに一つの同じ方向を見ることが出来たプロジェクトでした。

mitsuru_kikuchi

クリエイティブディレクター
菊地 充

敷居の高さを払しょくしようとするあまり、初期のデザインでは”伝統”の要素が抜け落ちていたのも事実です。大事な伝統を重んじつつ、そこに新しさを融合することをデザインの軸として考え直しました。学習院らしさが消えてしまっては意味がありませんから。

tomoko_sekiguchi

クリエイティブディレクター
関口 智子

大学に足を運び、学生の雰囲気に触れ、直接会話するうちに、みんないい意味で普通なのだ、実はとても親しみの持てる大学なのだと気づきました。そんな“ありのままの学習院”を伝えようと、学生たちの雰囲気を素直に見せることにこだわりました。

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