Main menu

Kennosuke Yamaguchi

マーケティング
山口 謙之介

Webサイト来場者のUXを高めるために有効な様々なWebアプリケーション

ユーザー体験(UX)を進化させるWebアプリケーション最新動向

「UX」という言葉を耳にしたことはありますか?これはUser Experienceの略でユーザー体験という意味になります。概念としては「UI(ユーザーインターフェース:ユーザーとコンピュータとの間で情報のやり取りをする際の操作感)」の上位概念として用いられることが多く、「ユーザーにどのような(良い)体験をさせるか」という意味で使われています。

ユーザー体験向上に貢献する、Ajaxとは?

昨今のWebでも「UX」は非常に大切な概念と考えられています。皆さんも、知らないうちに「UX」思想によって設計されたサイトを目にしたことがあるはずです。

UX を向上させる手段として、最近特に流行の兆しを見せているのが、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)です。“サイトの特定の箇所にマウスを持っていくと、自動でサイトが動いて次のアクションを起こせるようになった”という場合、Ajaxもしくは Flashで作られているケースが考えられます。AjaxとFlashってどちらも同じでは?動きならFlashで作ればよいのでは?という意見もあると思うのですが、AjaxとFlashは異なります。その決定的な違いはその“使われ方”にあります。

Flashが得意なのは、魅せることを目的とした大きな動きや、思わず「おお~」と声を上げてしまうようなリッチなユーザー体験ができるコンテンツです。これに対してAjaxは、ユーザーの操作を補助する役割を果たすことがその設計思想の根本にあります。マウスを乗せると閉じていたメニューが開き、中のコンテンツに到達しやすくなるとか(例えばyahoo.comの個人ツール部分にマウスオンするとコンテンツが開く)、入力フォームに文字を入れた時に、その入力情報の正否を瞬時に判断して結果をフィードバックしてくれたり(remember the milkというオンラインto do管理サイトの登録フォームなど http://www.rememberthemilk.com/signup/で使用されている)という感じです。ちょっとしたことなのですが、このちょっとした使いやすさへ心遣いがあることで、星の数ほどあるサイトの中で存在感を示すことに繋がります。

ユーザーの動きを踏まえた設計が重要

ただこんな便利なAjaxも、制作者にユーザー体験という視点が抜けていると、説明不足のただの使いにくいサイトになってしまうこともあります。いかにサイト内でのユーザーの動きを事前に計算し、その答えを用意した上で設計できるかということになってくるので、シンプルな動きでも、十分に吟味して設計を行う必要があります。

話は元に戻りますが、今後「UX」という概念は飛躍的に発展していくことになります。Webを離れてみても、任天堂のゲーム機のWiiやDS、iPod touchなどは、今までボタン操作で動かしていたものを、もっとシンプルに直感的に操作できるという点において、非常に優れたUXを提供しているデバイスで、その新しい体験が爆発的なヒットの要因になっています。Webアプリケーションの分野でも、UXをデザインするプラットフォーム(FlashをもとにしたAdobe Airや、MicrosoftのExpression Blend)が出てきていることから、今後も飛躍的な進化が予想されます。そう遠くない未来に、トムクルーズ主演の映画「マイノリティレポート」のようなユーザー体験ができる日が来るかもしれません。

コメント

blog comments powered by Disqus