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mitsu_suwa

代表取締役社長
諏訪 光洋

攻めの姿勢、 日産自動車のWeb戦略

ルイ・ヴィトン表参道ビル。建築家の青木淳氏による表参道のランドーマーク7Fに今年(2011年)1月、ルイ・ヴィトンによるギャラリーがオープンした。

photo:©Sebastian Mayer

オープンに伴う最初のショーはフランス人アーティスト、グザヴィエ・ヴェイヤン氏による作品。 
http://ism.excite.co.jp/art/rid_E1296478523005/
(これ結構ないきおいでブンブン回るんですよー!)

ギャラリーオープンに伴い今年の1月にパーティが開催され、私もひょんな事から呼ばれたので出席をした。ルイヴィトン+アート+パーティとなれば華やかな事は想像通りで、パーティが苦手な僕は居心地悪く隅で燻っていた。そんな中場の雰囲気が代わりどよめきがおこったので何事かと思ったら日産CEO、カルロス・ゴーン氏の登場だった。

1999年、経営的に苦しい状況にあった日産自動車をCEOとなったカルロス・ゴーン氏が見事に復活させ、つい先日には全世界でグループのルノーと共に2016年度の世界新車販売で1000万台超を目指す野心的な計画を発表している。電気自動車のリーフの発表、そして世界規模での大規模な量産・発売予定などの先進性な取り組み、グローバルへのアプローチ、攻めの姿勢。日産自動車は多くの日本企業が向かうべき方向性を実現している。

WEBマーケティングに対しても日産自動車の取り組みは先進的だ。1994年に日産自動車WEBサイト 「羅針盤」をオープンさせた。
これは日本において本格的な企業/製品カタログサイトとしては最も早い取り組みのひとつだったし、このプロジェクトに関わった人々は現在のWEB業界におけるリーダー的な役割を担っている。

2004年、ブログの黎明期に企業ブログとしていち早くTidaブログが誕生。その後も開発者インタビュー、デザインを牽引する中村史朗氏(現在は常務執行役員チーフ・クリエイティブ・オフィサー)が直接ウェブでデザインコンセプトを語るなど、エンゲージメント(企業とユーザーとの対話)をしっかりと取り入れ実践してきている。
2011年7月5日、横浜の日産本社に伺い日産のソーシャルメディアを担っている小川正太郎氏に話を伺った。小川氏は日産入社後、広報部門、海外マーケティング部門を経て、前述「羅針盤」の立ち上げに関わり、その後現在に至るまで日産のWEB戦略やソーシャル戦略を担ってきた方だ。

小川氏曰く「TwitterやFacebookの取り組みは行なっているけど、昔からやってる事の本質は変わっていないんですよ」。日産自動車が1999年まで参加をしていたル・マン24時間レース。この現場に小川氏も参加し、WEBに情報を出し続けていたのだ(2000年以前に!)。「チャットでレースを実況したり、3時間に1回最新のプレスリリースや写真をアップしたり。まるでTwitterでしょ?」こんな事を実践してきたWEB担当者はそうはいないのではないだろうか。
来る7月27日、日立情報システムズと共催している「次世代サイトを考えるNextWebセミナー:世界で勝つ日本企業のグローバルサイト・ソーシャルメディアの設計・運用」ではこの小川氏に来ていただき「日産のソーシャルメディアとグローバル展開」というタイトルで講演をしていただく。

他には企業のグローバルサイト/グローバルマーケティングを支援するアウンコンサルティングの代表 信太 明氏による「グローバルサイトマーケティング・サイトを起点とした海外市場進出」。日立情報システムズグローバル戦略センターの大川氏による「インフラ・海外のインフラ事情と迅速で確実なグローバルネットワーク構築」。そして私は「成功事例から考えるグローバルサイト戦略のポイント」というタイトルで。

やり過ぎ感がある無料セミナーです(笑)。「グローバル」「ソーシャル」などのキーワードに関心がある方はぜひおいで下さい。

執筆者

mitsu_suwa

代表取締役社長諏訪 光洋

1971年米国サンディエゴ生まれ。
慶応大学総合政策学部(SFC)を卒業後、JapanTimes社が設立したFMラジオ局「InterFM」(FMインターウェーブ株式会社)立ち上げに参画。クリエイティブ業務を経た後、同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米。School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。

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