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Column コラム

さらばCourier ~2012年、ロフトワークのロゴを刷新!~

諏訪光洋

代表取締役社長
諏訪 光洋

ロフトワークのロゴが新しくなりました!

トップページのバナーにも。気付きましたか?

新年明けましておめでとうございます。

突然ですが2012年、ロフトワークのロゴが変わりました。

といって皆さんおなじみの黄色の三角はそのまま、変わったのはロゴマークではなくロゴのタイプフェイスです。

ちょっと振り返り。未熟だったWeb初期の表現

ロフトワークが誕生した1999年から2000年始めの頃は、まさに、Webの爆発的な普及がスタートした時期です。Amazonが日本でのサービスを開始し、Googleが日本語版のサービス始めた時代。

一方で、ユーザーやクリエイターにとってWebでの「表現」はまだまだ限定的でした。回線速度は遅く、256色でしかグラフィカルな表現ができない。フォントの文字化けだって日常茶飯事。そしてどの環境でも表示出来るWeb向きのフォントは3種類しかありませんでした。その3種類とは"Times" "Arial(Helvetica)" そして"Courier"です。

Webへの期待を込めた最初のロゴは"Courier"を採用

最初のロゴは、そのうちの一つ、"Courier"をベースにつくりました。2000年の創業当初、未熟なWebでの環境でもきちんと世界観を表現したいという気持ち、そしてこれからWeb的世界が大きく成長することへの期待を込めたのです。

"Courier"で作った創業~2011年までのロゴ

それから10年強が経過し、Web、そしてクリエイティブの環境は大きく変わりました。その経過と結果は皆さんご存知の通りです。そして去年くらいからCourierに込めた気持ちも、もういいのかなと。そろそろ変えるべきなんじゃないかな、と思っていました。

どんなタイプフェイスをベースにしよう。今度はどんな気持ちを「ロフトワーク」に込めようか?

みんなでブランドをつくる時代。だから「手書き」なんです

結論は「タイプフェイスを使わない」です。今度のロゴは「手書き」です。

これが新しいロゴです!

時代はもっとスピードが求められ、さらに多様な表現がネットで出来るようになっています。企業が厳密なCIを行いブランドイメージをぶらさず、統制がとれた情報と製品を出す時代から変わりました。企業も個人ももっと沢山の情報を出す事ができます。スタッフひとりひとりのTweetやブログがブランドであり、Facebookを通じてクライアントとクリエイターと「パートナー」になれる、そしてならなければいけない時代です。

"Agile" "Diversity" "Serendipity"

これが今回のロゴのベースとなった気持ちとコンセプトです。これからもっと変化に対応し、多様性を受け入れ、偶然性を大切にしなくっちゃいけない。

「完成」のないロゴとともに。

さっそくクリエイターに遊んでもらった新ロゴ

手書きのロゴに「完成」はありません。
正しさもありません。厳密なルールもありません。
ふと気がつくと、ちょっと変わっていると思います。

もしかしたらオフィスに来たゲストに書いてもらうかもしれません。
粘土でつくってみてもいいかもしれないし、
クリスマスの時期にはリボンでつくってもいいかもしれない。

さらばCourier!

ロフトワークは新しい"loftwork"と一緒にもっと自由に活動を広げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

執筆者

諏訪光洋

代表取締役社長諏訪 光洋

1971年米国サンディエゴ生まれ。
慶応大学総合政策学部(SFC)を卒業後、JapanTimes社が設立したFMラジオ局「InterFM」(FMインターウェーブ株式会社)立ち上げに参画。クリエイティブ業務を経た後、同局最初のクリエイティブディレクターへ就任。1997年渡米。School of Visual Arts Digital Arts専攻を経て、NYでデザイナーとして活動。2000年にロフトワークを起業。

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