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Column コラム

困ってること、デザインで改善します。

Hiroki Tanahashi

イノベーションメーカー
棚橋 弘季

困ってること、デザインで改善します。

わたしたちサービスデザイン班では、最も身近だけど身近だからこそ遠ざけていたロフトワーク社内で起きている様々な‘問題’を見つけ出し、それを解決する方法を考え、実践するという‘サービスデザイン’を行うことにしました。

「班」といえば、‘班長さん’のご紹介が遅れていましたね!我らがサービスデザイン班の班長さんは、今月からロフトワーカーとなり、本人へ告知無しで‘班長さん’に任命された棚橋弘季(Hiroki Tanahashi)さんです。

棚橋さんはこれまでデザイン思考やサービスデザインなどの方法を用いて、クライアント企業向けのイノベーション創出を支援するお仕事をされていました。

詳しいプロフィールは こちら

日本ではあまり知られていないサービスデザイン。それを熟知した棚橋さんを「先生」として、わたしたちサービスデザインひよっ子メンバーは、一生懸命学んでいきます!

よろしくお願いします!先生!!

サービスデザイン班のメンバー

「問題の発見」。困ってること、正直に言ってみよう。

ロフトワーク社内で起きている様々な‘問題’を解決するために、まずは、‘問題’(困り事)を見つけなければなりませんね。まず一番最初にすること。それは「問題の発見」です。

個人レベルで思うような「プリンターの調子悪くない!?」、「室内が寒い…」、「残業したくない。」という問題(愚痴っぽくなってもOK!)を付箋に思いつくだけ書き出してみましょう。付箋は、壁やホワイトボート、模造紙に貼り付けていきます。

わたしたちサービスデザイン班で問題を見つけるには限界があるので、ロフトワーカーみんなを巻き込みました!

みんな思いのたけを吐き出したかな?というところで、ペンと付箋を置いて、今度はみんなの抱える問題を‘グルーピング’(似たようなものをグループ化)します。

このとき、グルーピングしたものに‘見出し’を付けると意見全体で何を言いたかったのかということがより明らかになります。

グルーピングしたものを丸で囲むとわかりやすい

本当に、本当に困ってること。それは何ですか?

全てのグルーピングが完了したら、中でも重要度が高い問題にシールを貼って、ひとり3票で投票を行います。

投票数の多かったものを中心に議論し、‘本当に困っていることは何か?’をみんなで掘り下げ、「早急に解決する問題」を見出し今回の活動で取り組みます。

シールを貼って投票中

議論した結果、「ロフトワーク烏丸オフィスに対して業務でも、気持ちでも距離感を感じる。」という、‘距離’によるコミュニケーション障害が早急に解決する問題として選ばれました。

ロフトワークは京都の烏丸にもオフィスがあり、連携して業務を行うことが日常なのですが、みんなそこに‘距離’を感じていたなんて…!!これでは連携できていないじゃない!!

きっとみなさんにも‘距離’によってもどかしいコミュニケーションしかできなかったという経験ってあると思います。(遠距離恋愛とか!)

次回コラムではわたしたちロフトワーカーが本当に困っている‘距離’によるコミュニケーション障害に関して、「こんな場面でこんな風にコミュニケーションがうまくいかなくて困った!」という具体的なエピソードをみんなで持ち寄って共有し、問題の本質を掘り下げていく方法をご紹介します!

先生からの‘今回の一言’

こんにちは!棚橋です。今回、サービスデザインの経験者として先生役をすることになりました。

さっそく班活動がはじまったわけですが、今回はまずどんな問題を解決しようか?という「デザイン課題を明らかにする」作業からはじめてみました。

「デザイン課題」=「なぜサービスデザインするのか?」というビジョンです。

サービスデザインを進める上では、このデザイン課題を明らかにする作業を最初に行うことがとても大事なんです。自分たちがこれから進めていく作業は「何のために?何を実現するためにやるの?」と問うことで、その後のデザインプロセスを進めていく上での基準を共有しておくことができるからです。

今回も「離れたところにいる人同士がうまく連携して仕事ができるようにする!」というデザイン課題を見つけられたことで、遠距離コミュニケーションで困った具体的なエピソードを見つけてくることが次のステップに向かう上で必要なことがわかりました。

というわけで、今回の一言。

サービスデザインは「何のためにデザインするの?」の検討からスタートしよう!

[連載]サービスデザインコラム

執筆者

Hiroki Tanahashi

イノベーションメーカー棚橋 弘季

芝浦工業大学卒業後、マーケティングリサーチの仕事を経て、1999年頃よりWeb制作の仕事に携わるように。2004年からは株式会社ミツエーリンクスにてWeb戦略立案や人間中心設計によるコンサルティング業務に従事。 2008年からは仕事の対象をWebからプロダクト/サービスへとシフトし、株式会社イードにてユーザーリサーチやインタラクションデザインに関するコンサルティングを経て、2009年株式会社コプロシステムにてクライアント企業のための新規商品/サービス開発支援業務や社内イノベーター育成のための教育プログラムの提供などを行う。 2013年にロフトワーク入社。サービスデザインの領域を中心に、クライアントのビジネス活動にイノベーションを実現するための支援業務を担当する。

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