Main menu

Column コラム

ディレクターコラムVol.4 二本柳春香

パブリックリレーションズ
石川 真弓

渡部 晋也

マーケティング
渡部 晋也

努力を諦めない、ヒロイン的クリエイティブディレクター:二本柳 春香
ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.4

ロフトワークのディレクターを一人ひとり紹介するコーナー、ディレクター分解シリーズ。

今回は女性ディレクターの登場です。
アパレルの販売員という異業種から全くの未経験で転職して3年。努力家で着実に成長を遂げ、2013年のロフトワークの社長賞を受賞。
芯が強く、努力で壁を乗り越えてきた二本柳は今や頼れる中堅ディレクターです。
未経験でロフトワークにジョインしてから、どのようにスキル不足や知識不足を克服し乗り越えてきたのかを聞いてきました。

(聞き手:PR石川)

ー まずは自己紹介をお願いします!

二本柳春香です。
いつまでも新人気分が抜けないのですが、今年の5月で丸3年になります。今まで「生態調査」に登場してきた方々が大先輩ばかりなので、わたしでいいのか...という気持ちでいっぱいなのですが、未経験だけどロフトワークに入社したい!と思ってる方などにどういう形でステップアップできるのかが少しでも伝わればいいなと思ってます。

ー 前職はアパレルの販売員だったんですよね?全くの異業種から当時のロフトワークに入った印象はどうでしたか?

はい。大学卒業して2年間はアパレルで販売員の仕事をしていました。
ロフトワークに入ったきっかけは、普通に転職しようと転職サイト見て、なんですけど、映像とか音楽とかの制作会社に興味を持って探す中でロフトワークを見つけました。型にはまらず面白いことができそうだと思って受けてみました。…
そういえば、2011年の3月11日に面接だったんです。
ちょうど家を出ようとした時に地震が来て。その日はもちろん面接どころではなかったのですが、そんなこともありながら、ロフトワークに入社することになりました。「君は一人前になるのに3年はかかるだろうから3年は辞めるな」と言われました(笑)
入社して1日目にクリエイティブ・ミーティング(月に1度、ほぼ全社員が集まりビールを飲みながらナレッジのノウハウを5分のプレゼンという形式で共有する社内イベント)でみんなすごく上手にプレゼンしててびっくしました。ここにいつか自分が立ってプレゼンするイメージが全然沸かず、怖気づいたのが初日でした。

ーそして新人ディレクターとしてのキャリアがスタートしたのですね。当初はどうでしたか?

毎日知らないことばかりでした。あれも分からない、これも分からない。
ショートカットキーすらも知らない。当時は「Ctrl + C」も知らず、コピペもろくにできなかったんですよ。

一般企業の会社員という位置づけで考えると新卒入社と変わらない存在だったので、社会人としてのマナーなど一から教えてもらった印象が強かったですね。最初は名刺の渡し方もよくわかっていないくらいだったので。

ロフトワークではプロデューサーが受注してきたプロジェクトをディレクターが立候補制で手を挙げることが多いのですが、分からない事だらけでしばらく立候補ができませんでした。 入社当初はソーシャルゲーム等のコンテンツ制作を中心に担当していて、Webのプロジェクトもやってみたかったけど怖気づいて1年くらいできませんでした。でも2年目の終わりくらいにWebもやらせてもらえるようになり、最近ではWebページの改修や作成などのプロジェクトにシフトチェンジしてきました。

ー今ではどのようなプロジェクトを担当していますか?

Web制作が増えました。最近ではとある医療系のランディングページを担当しました。
最初はPDFがダウンロードできれば良いだけのものでしたが、それだけだとわかりにくく不親切ですよね。ユーザー視点に立って考えて、「もっとこうした方が良い」とクライアントに提案できるようになりました。

ーそういえばディレクター分解シリーズ第一回目に登場したチーフディレクターの滝澤がこんな風に言ってました。

”例えば社内のアシスタントディレクターでいうと、全くの異業種から転職してきた女性がいて、WEBのことはあまり詳しく無かったのに、先日は900ページくらいのウェブサイトのリニューアルプロジェクトをちゃんと納品しました。
彼女はコツコツタイプで、きちんと「これを作りましょう」と提示すると、その目標に向かってひとつずつ頑張るのが得意です。
なので僕は「これを作りましょう」と提示する部分に時間をかけました。またコミュニケーションしやすいような環境づくりも行いましたね。
きっと彼女にとってもひとつのプロジェクトを成し遂げた達成感に繋がったのだと思います。”

http://loftwork.jp/column/2013/20131030_director_takizawa_vol1.aspx

ああ、これ私のことですね(笑)
こんな風に言ってもらえて嬉しいです。

私の場合、スキル的なものは皆より劣っているかもしれませんが、コツコツやるタイプなので諦めないで最後までやりきらなきゃという使命感が人一倍強い方だと思います。

ー二本柳さんの仕事の進め方3箇条があるんですよね。教えてください。

1,下準備
要件はきちんと確認して、勉強して、社内に事例があれば他のディレクターにしっかり聞いて心に余裕を持ちます。

2,考察
もらったものはそのまま丸投げしないようにする!
1年目はそれをやってしまっていた部分もありました。
クライアントが言ってきたことをそのままクリエイターに投げないこと。例えば「四角」と言われたものは「丸」ではないのか?果たして本当に四角で合っているのか…ということを考えます。自分で納得できるまで考えるようになってから、ディレクションができるようになってきたと思いました。自分で納得するまで考えるので、クライアントにもクリエイターにもちゃんと説明できるようになりました。

3,反復
失敗したポイント、うまくいったポイントはきちんと辿るようにします。
ステークホルダーに対する確認ポイントを誤ったからスケジュールに遅延がでたなど、必ず振り返りのミーティングを実施して、次回の仕事に活かすようにしています。

ーこれから伸ばしていきたいスキルは?

SEOを絡めたサイトデザインの考え方です。
あと、いい意味で人に甘えられるというか、懐に上手くはいれる能力が欲しいです。

最近の案件で、アクセス解析からユーザーの動きを予測しながらサイトの構成を考えるのが楽しいと感じます。

休日はライブに行くことが多いそう。休日も仕事の事を考えちゃいがちなので、強制的に頭をからっぽにするのが大事だとか。

好きなアーティストは、東京事変とフジファブリック。ファンクラブまで入っているそう。あとは80年代の邦楽、洋楽が好き。

好きな食べ物は麺類、美味しいラーメン屋さんに連れて行ってくれる方募集中。

好きなゲームは、クロノトリガーとドラクエ 5。断然ビアンカ派。スーファミ世代。

今年やりたいことは暖かくなったらチャリで江ノ島まで行くこと。それを実現できる体力づくりと新車購入を目論み中。苦手なものは、自分でスピード調整できない乗り物全搬。特に飛行機。飛行機は本当に苦手で、ついでに人ごみも苦手。

2014年3月現在彼氏はいないそうです。

生態調査アンケート


  • 前職は何をしていましたか?
    アパレルで販売をしていました。
    店舗での商品の販売がメイン作業です。愛想よくしていればOKなのでは?と思われがちな仕事だと思うのですが、実は影の努力がとっても大事な仕事なんだと気づきが多かった仕事です。その人のことをよく知って、最善の提案をしてあげるというスタンスは、デイレクターという仕事に通じるところもあるなと思っています。
  • どういう案件が得意ですか?今までどのような案件に関わってきましたか?
    ソーシャル系やWeb系のコンテンツ制作から最近はWebがメインです。
  • 利用しているPCは何ですか?
    Let’s note
  • メインブラウザは何ですか?
    firefox
  • お気に入りのショートカットキーを教えて下さい!
    Ctrl+CからのCtrl+VかCtrl+Z
    あまりに多用するので、頭で考えるより先に指が勝手に動きます!
  • 扱えるソフト、よく利用するオンラインツールなどについて教えて下さい。。
    Word, Excel, Power Point, Photoshop,Illustrator
  • 通勤時間は?
    1時間10分位
    引っ越したいと言って早2年位経つので、引っ越したい!今年こそ引っ越したい!
  • スマートフォン、タブレット、ケータイは何を使っていますか?
    iPhone 5
  • 結婚していますか?彼氏・彼女はいますか?
    頑張ります。
  • ー仕事をしていて、一番楽しい時は何ですか?
    とても難しいですね。公開を迎えるまでずっと胃が痛いタイプなので...最近楽しかったなあと思ったのはアクセス解析のアクセス数やユーザーの行動パターンに照らしあわせながらワイヤーフレームを引いてたときでしょうか。何事も理由があって形が出来上がっていくと自分でも腹落ちして気持ちいいです。
  • この人すごい!またはこの人もったいないなあと思うディレクターはいますか?
    沢山いますが、ミーティングの場で次々とアイディアを出してクライアントの要望を引き出していける人はすごい!と思います。私はどうしても聞き役に回ってしまって受動的なコミュニケーションの取り方になりがちなので。
  • 自分の武器は何だと思いますか?
    自分の意見を常にもっているとことでしょうか...ただ、意見を持っているだけではなくそれをいかに上手くを伝えられるかが大事だと思うので、2014年は人に納得してもらえるような「説得力」も身につけたいです。
  • クライアントやクリエイターから言われて嬉しかったことは?
    その発想はなかった!と言われた時ですね。自分が関わることで相手にとって付加価値を提供することができたと感じれたときはすごく嬉しいですし、やりがいを感じられます。
  • 仕事をしていてやってて辛い時、落ち込む時はどんな時ですか?
    相手の納得のいくゴールにいつまでたってもたどり着けないとき。互いに何かがいけないという課題意識はあるのですが解決方法がわからず一緒にぐるぐる迷ったりしたときはよく落ち込みました。あとは落ち込むというか、個性が強い会社なので「あれ?自分のアイデンティティってなんだったっけ...」と不安になりますね。
  • ロフトワークのどこが好き?好きな会社の行事は?
    人や、ディビジョンの間にあまり垣根がないところです。基本的に案件は1人がメインで進めますが、プロジェクト外の人を巻き込んでブレストしたり、インタビューしてみたり。誰かが助けを求めたら社歴、ディビジョン関係なく皆で解決しようとする、会社全体でひとつのチームのようなところですね。
  • 自席はどんな感じですか?
    ディレクターコラムVol.4 二本柳春香
    iPad miniにiPhone、マスキングテープにりんごが置いてあります。

ロフトワークディレクター 分解シリーズ

ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.1

ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.2

ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.3

ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.5

ロフトワークディレクター分解シリーズ Vol.6

執筆者

パブリックリレーションズ石川 真弓

WEB制作会社勤務を経て、シックス・アパートで広報及びマーケティングに携わる。2013年7月より、ロフトワークとFabCafeのPR/プランナーとして、広報活動や各種プロジェクトのコミュニケーション戦略のプランニングを担当。本業の傍ら、個人ブログの運営やWebメディアでのライター業務、日本初のHDR写真をテーマにした書籍『HDR写真 魔法のかけ方レシピ』(技術評論社)を刊行するなど、週4日勤務社員とライター・ブロガー活動のパラレルキャリアを実践している。

最近執筆した記事

  • 渡部 晋也

コメント

blog comments powered by Disqus