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[Talk Session] From Insights to Opportunities
  • 18
    12月
  • 無料
  • 東京

終了しました

loftwork Lab(ロフトワーク渋谷10F)

[Talk Session] From Insights to Opportunities

デザインのプロセスを刷新して、インサイトからプロダクトまでどう落としこむか
〜frog Talk Session レポート〜

2013年12月18日に、frog(上海) の クリエイティブ・ディレクターAlvaro Marquez(アルバロ マルケズ)氏を招き、トークセッションを開催しました。

frogは1969年にドイツで創業、現在、世界9ヶ所の拠点で、600人のデザイナー、ストラテジスト、テクノロジストらを有し、常にイノベーションを起こすデザインを発信しています。Apple、GE、IntelなどFortune 500の企業を多数クライアントに持つ全世界に展開するデザインファームによるデザインプロセスについて、事例を踏まえてご紹介頂きました。

frog クリエイティブ・ディレクターAlvaro Marquez(アルバロ マルケズ)氏

frogの4つの柱

「今の技術は、人間の体験をどんどん変えている。人々、プロダクト、市場の間で新しいコネクションが世界中で生まれている。しかしもっと重要なのは、テクノロジーが新しい価値観や習慣を形成する力があるということだ。」

そうした中で、frogのサービス内容には大きく4つの柱があります。

・成長戦略(Growth Strategy):
市場で満たされていないニーズを特定し、有意義なビジネスチャンスに変換して、新しい成長を後押しする
・エクスペリエンス戦略(Experience Strategy):
製品やサービスのエコシステムを協奏することで、人々がそれらから得られる体験の付加価値を上げる
・プロダクト&サービスデザイン(Product and Service Design):
機能的で感覚的なレベルで人々と繋ぐことができるプロダクトやサービスを開発することによって価値が持続するものを作る
・製品の実現(Product Realization):
人間のニーズに対応する、触れて感知できるプロダクトやサービスを市場により素早くより効果的に投入する

frogのデザインプロセスとは

frog 川名氏

frogのデザインリサーチは、ただリサーチャーが「調査」をするだけではありません。プロジェクトのチーム全員(インタラクションデザイナー、インダストリアルデザイナー、ストラテジスト、テクノロジスト、プログラムマネージャー)もリサーチに関わります。デザインプロセスの中でデザインリサーチが位置づけられているので、単発の調査ではなくデザインに自ずと繋がるように進めます。
リサーチからプロダクト開発に繋がるという一貫性を持つことが大切だそうです。

frogのデザインプロセスは、まず仮説構築、デザインリサーチによる発見があって、デザインをし、そしてデリバー(市場に届ける)をしていきます。実際にはこの中で多くのプロトタイピングを含めたイテレーション(反復)が行われていきます。

これらのプロセスを、部門ごとに別々のチームが行うのではなく、各分野のプロフェッショナルが集まった同じチームで行っていきます。プロジェクト初期の段階でワークショップを行ったり、時には一緒に住んで(!)プロジェクトを進めることもあるそうです。

2015年までに25億のデバイスがインターネットに繋がると言われています。
スマートフォンやラップトップだけでなく、ウェアラブルデバイスもますます増えています。例えば、地下鉄やオフィスの鍵になるチップ入りの指輪や、センサー入りの服、上海の大気汚染を図るマスク。

frog Shanghaiがデザインした Airwaves mask は大気汚染の状態を観測しながら、リアルタイムでデータをシェアし、誰でもスマートフォンから見ることができるものです。(Airwaves maskについてはこちら

トークセッションは英語で行われ、質疑応答では活発に意見が交わされていました。

ロフトワークでは今後も海外ゲストスピーカーをお招きしたイベントを企画していきます。

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