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CSS Nite LP40「Web Direction”体制づくり”からクライアントを巻き込むディレクション術」レポート
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ベルサール九段 イベントホール

CSS Nite LP40「Web Direction”体制づくり”からクライアントを巻き込むディレクション術」レポート

4月11日(土)、ベルサール九段で開催されたCSS Nite LP40「Web Direction “体制づくり”からクライアントを巻き込むディレクション術」のセッションにロフトワークの重松、西本、諏訪が登壇するということで参加してきました!

CSS Niteは「Web制作者にとって有益であろうトピック」という広いくくりをテーマに開催され、Web業界の人間では行ったことない人のほうが少ないんじゃないかというくらい、もう10年も続いている有名なセミナーシリーズです。

今回はロフトワークが行ったセッションを中心に簡単にまとめてみました。

仲間がいることがプロジェクトの制約を超えていく!チームビルディングが一番大切なその理由とは?

トップバッターはロフトワークのクリエイティブディレクター、重松佑。
ロフトワーク重松流のチームビルディングの効果とチームビルディングの方法について紹介しました。

プロジェクトの価値を最大化するために5つのやらないこととはなんでしょう?

1, 打ち合わせをしない(打ち合わせよりもワークショップ)
打ち合わせを減らしたり、Skypeでミーティングするよりも、クライアントと同じ方向性を向くためにワークショップを活用してみることも大事です。

2, 議事録を書かない(共有よりも共感)
リアルタイムドキュメンテーションをつくることでクライアントのモチベーションが上がって、ミーティングが活性化する。そのために議事録の共有より、共感できるものとしてつくっているそうです。

3, キックオフをしない(何をつくるかよりも誰とつくるか)
まずは良いチームをつくることを大切にしていて、キックオフの代わりに、自分が愛するものを語るワークショップをクライアントと行ったりすることも。何をつくるかよりも誰とつくるかを一番大事にしているそうです。

4, 成果物を決めない(考えてからつくるより、つくってから考える)
これは難しい。でも成果物の余白を設けることも大事。
プロモーションムービーを勝手にプロトタイピングして見せることで、チームとクライアントのモチベーションをともに上げることができたそうです。

5,想像しない(想像するより聞いてみる)
想定ペルソナを頭で考えるより、実際に聞いてみること。妄想ペルソナは危険。
バリデーションボードを使ってLeanUXの手法を取り入れることも有効です。

何をつくるかより誰とつくるか。
楽しく仕事をするためにできることを、ちゃんと計画すること、それが良いチームビルディングをして良いプロジェクトにするために大事なことだと締めくくりました。

ハートに近づくWebをつくるために、Web以外のこと「も」考えるようになった

クリエイティブディレクターの西本のセッションでは、さまざまなファシリテーション手法をどのように組み合わせれば良いのか、各事例と共にWebディレクターからこそ行えるUXデザインのコツを伝えました。

Webディレクターは、従来のプロジェクト・マネジメントだけでなく「ファシリテーションスキル」を身につけることで、UX全体のデザインを俯瞰して行うことができるようになるにはどんなポイントがあるのでしょうか?

サービスデザインの5原則が今回のセッションのポイントでしょうか。

1,ユーザー中心
説明の必要はないでしょう。

2,共創
サービスデザインを行う際には、サービスの利用者や提供者を巻き込んでデザインすることが多いことを示しています。

3,物的証拠
本来無形であるサービスだからこそ、顧客の記憶に残るようにするためのモノをサービスに埋め込むことが重要です。

4,インタラクションの連続性
現在のサービス提供が、複数の異なるタッチポイントをまたぐような形で提供されることが多くなっていることに起因するもの。

5,ホリスティック(全体的な視点)
サービスを設計する際には、利用者だけでなく、フロントエンドやバックエンドのスタッフ、利用者が使うアプリケーション、スタッフが用いるシステム、あるいはサービスが提供される現場であるお店などサービスを取り巻く環境全体を理解したうえで、それらがうまく連携して、顧客に対して価値提供ができるようにする必要があるということ。

サービスデザイン5原則とプロジェクトの工程をかけ合わせると以下のように。

この図だけだとよくわからない…そんな人はUX Design Tool Boxをぜひダウンロードしてみてください。ヒントがたくさん隠れているはずです。

ユーザーがサービスに共感し、ハートを動かすポジティブな体験をデザインしましょう!

クロージングトーク:プロジェクトチームとセレンディピティ

最後は代表の諏訪のクロージングトーク。
ロフトワークでは「イノベーション」が求められるプロジェクトが少しずつ増えてきています。
プロジェクトチームが「未踏」の領域に踏み出すには何が必要なのでしょう?
クロージングトークでは、そんなプロジェクトの先にある「なにか」の話で締めくくりました。

諏訪のセッションの中で紹介されたロフトワークのプロジェクトの一例。

石垣市役所 「USIO Design Project」石垣島名産品リデザインプロジェクト
石垣島の魅力を伝え、発信していくために、石垣市役所と共同で名産品をリデザインしました。デザインの力を通して、石垣島の魅力を再発見するために、名産品だけではなく『旅』もリデザインしています。
http://www.loftwork.jp/case/detail/competition/20140821_USIO.aspx
公式サイト:http://usioproject.com/

経済産業省 JAPANブランドプロデュース支援事業「MORE THAN プロジェクト」
http://www.loftwork.jp/event/2015/20150303_mtpfinal/report0303.aspx
公式サイト:morethanprj.com

オリンパス 「OPC Hack & Make Project
オリンパス社の技術をオープンにして、デベロッパー、クリエイター、ユーザーと共に新しい写真体験を開拓していくプロジェクトです。
http://www.loftwork.jp/case/detail/others/20150401_opc1.aspx
公式サイト:https://opc.olympus-imaging.com

オープンなコミュニティをどうデザインしていくか。そして、その先にあるセレンディピティをどうデザインしていくか。ちょっと先のこと、そこには、実はWeb的な人が求められています。実に面白い時代に私達はいると思う、と締めくくりました!

左から諏訪、CSS Niteを主宰する鷹野さん、重松、西本

重松も西本も、諏訪も、全然Web制作の話をしていませんでしたね(笑)
でもチームビルディングもUXデザインも、プロジェクトデザインも、全てはクライアントと同じ方向を向いてプロジェクトの成功を最大化するのにとっても大切なポイントなのです。

4月24日に今回登壇した重松、西本が参加するディレクター交流会を開催します。
この記事を書いている石川もいますので、気になる方はぜひどうぞ!
ロフトワーク会社説明とディレクター交流会:2015 春

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