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Webmaster Camp Vol.5「2016 Advisory Board Open Session」
  • 14
    4月
  • 無料
  • 東京

レポート掲載中

loftwork COOOP(loftwork渋谷 10F)

Webmaster Camp Vol.5「2016 Advisory Board Open Session」

Webに携わるすべての人がアイデアや学びを共有できる、コミュニティとサロン型イベント「Loftwork Webmaster Camp(WMC)」。これまで「Webのトレンド」「Webマスターの哲学」「組織・チームの課題」「Webと顧客体験」など、様々なテーマに触れてきました。

取り組みを始めて2年目。この春からは、新たなアドバイザリーボードメンバーを迎え、アイディアや学びを共有するだけでなく、インストールして実験・実行するためのオープンなプラットフォームにバージョンアップしていきます。

キックオフとして開催したのが、アドバイザリーボードメンバーとゲストで2016年度のWMCの方向性を決める企画会議をオープンにしたイベント「WMC Advisory Board Open Session」。

アドバイザリーボードメンバーとゲストは、全5名。
デジタルマーケティング、UI/UXデザイン、コンテンツ運用等、さまざまな領域のプロフェッショナルが集いました。

・アビームコンサルティング 本間充氏
・シフトブレイン 鈴木慶太朗氏
・NEC / Web広告研究会 代表幹事 田中滋子氏
・芝浦工業大学 羽田朋弘氏
・ロフトワーク 原亮介

2016年Webマスターが取組むべきことは何か? そのために、WMCでどんなアクティビティをすべきか?
企画会議は、ボードメンバーとゲストを聴講者が円形に囲むという、ちょっと珍しい会場レイアウトでスタートしました。

WMC ボードメンバーを囲む会場レイアウト

開催にむけて、ボードメンバーに事前アンケートを実施。

“Q1 - この1年で実感しているWebを取り巻く環境の変化はなんですか?”
“Q2 - この1年で持ったWebに対する課題はなんですか?”
“Q3 - 2016年、Webで大事だと思うキーワードはなんですか?”
“Q4 - その中から一つ課題提起するならどんなものがありますか?”

回答を整理すると、主に6つのトピックが見えてきました。

ビジネス貢献

ブランディング

ユーザーの行動と心理

事業への組み込み

衰退するムーブメント

組織と体制

そして当日、会場の壁一面に描かれた多くのキーワードをもとにディスカッションがスタート。

コンテンツ×ブランディング×UX

PCからスマートフォンへ。Web閲覧の環境はぐんと変わってきました。ユーザーの行動やコンテンツの捉え方が変化するなかで、コンテンツの内容やクリエイティブのつくり方も合わせて対応していくこと。ユーザー理解を深めること。そのためにはデザインリサーチを行い顧客体験を設計するなど、制作の上流過程から関わる必要があります。

「Webコンテンツは『ニュース』ではなく『ブランド価値のあるもの』を出すのが本意。LEXUSがロイヤルユーザー向けに印刷・公開しているマガジン『BEYOND』やNewBalanceの『GMS』は、ユーザーニーズとビジネス施策のマッチングを、戦略として事業にうまく組み込んでいる良例」と話す鈴木氏。

「キャンペーン的な一過性のものではなく、文脈をつくりサステナブルな取り組みをしていく必要がでてくる。しかし、そうなると運用負荷も高まる。すべてWebマスターがやるのではなく、コンテンツは編集者が、クリエイティブはクリエイターが、などプロに任せ、Webマスターは割り切った活動をすべき」と本間氏は話し、メーカーと各専門家の関わり方を変えていかなければと提言しました。

ブランディングの観点から世界観を強く打ち出しているコンテンツに対して、原は「緻密に作りこまれた写真や記事の良さがある一方で、『無編集』ゆえの面白さもある。ユーザーによって閲覧デバイスが多様ななかで、既存環境に依存した『PCでみないと伝わらないブランド感』をどう調理していくかが今後のWeb運営の鍵」と課題提起しました。

どこまで求める? Web担当者のリベラルアーツ

「本当にやるべきことのために、やらないことを明確にする」。
Webを取り巻く環境の変化によりWebマスターに求められることはどんどん拡張しています。しかしWeb制作の現場では、関係者や細かなワークが複雑に絡み合い、「誰が何をやるのか」についての議論は往々にして起こるもの。
ユーザーに求められていることを実現するために、やらないことを明確にすることが指針に立てられました。

企画会議の最後には、「WMCのビジョンは、『Web担当者同士が助け合うこと』。これからのWMCは今日上がったテーマごとにワーキンググループをつくって個別に走っていく可能性もある。ぜひ他のWeb担当者仲間にも伝えていってほしい。社内でより認知度が高まり、他部署とかかわり戦略的なデジタルマーケティングを行うWebマスターを増やしたい」と本間氏が締めくくりました。

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