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プレスリリース

株式会社 飛騨の森でクマは踊る

  • 2015.04.02
  • 株式会社ロフトワーク

飛騨市、トビムシ、ロフトワーク、 官民共同事業体「株式会社 飛騨の森でクマは踊る」を設立

〜自治体が森林を現物出資、クリエイティブの力で地域産業創出を目指す〜

飛騨市(本庁:岐阜県飛騨市古川町)、株式会社トビムシ(本社:東京都国分寺市 代表取締役:竹本吉輝 以下トビムシ)、株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区 代表取締役:諏訪光洋 以下ロフトワーク)は、「株式会社 飛騨の森でクマは踊る」(以下ヒダクマ)を2015年4月(予定)に設立いたします。

ヒダクマは、森林再生とものづくりを通じた地域産業創出に向け、新しい形の官民共同事業を目指します。飛騨の豊かな地域資源を生かした木製製品の加工・販売のほか、2015年夏には滞在機能付きのデジタルものづくり拠点「FabCafe HIDA」もオープン予定。デジタル技術を駆使した組木データアーカイブや、企業向けの合宿事業も展開します。

地域の93%を占める森林や、飛騨の匠の技を、クリエイティブの力で地域産業に還元

設立の背景

岐阜県飛騨市は、市の面積の93%を森林が占めており、その約7割が広葉樹林であることが特徴です。また「組木」をはじめとした木造建築や木材加工の優れた伝統技術も息づいています。しかしながらその豊かな地域資源は、日本の林業が抱える構造的な問題や後継者不足から、その価値を十分に活用できていませんでした。
一度でも人の手が入った森は、混みすぎた木々の間引き(間伐)を行い、光が入るようにメンテナンスをしていくことが不可欠です。そして継続的な手入れのためには、木材を「使う」仕組みが求められます。

そこで今回飛騨市は「森は未来への投資」と捉え、市有林を活用するためヒダクマ事業に拠出することを決定しました(※6月議決後の出資)。 日本で初めて市有林を現物出資するという形の官民共同事業に取り組みます。

飛騨市の豊かな広葉樹の森

地域再生とクリエイティブ、異なる強みを持つ民間企業が自治体と組む

共同事業者としてパートナシップを組むトビムシは、岡山県西粟倉村や東京都奥多摩町を舞台に、間伐材活用プロダクト開発や林業プロセスの改革を通し、地域再生に実績をもつ企業です。ロフトワークは、2.2万人が登録するクリエイターネットワークや、グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」の運営をはじめ、多様なクリエイティブサービスを提供する企業です。

写真左:間伐材を活用したヒット商品「ユカハリ」((株)西粟倉・森の学校) / 写真右:世界4カ国に拡がるデジタルものづくりカフェ「FabCafe」(ロフトワーク)

建材や家具には向かないとされている小径木の広葉樹で価値を生むためには、これまでの林業のやり方だけでなく、インテリアデザインやプロダクトデザインなど、クリエイティブの力が欠かせません。また飛騨地域は、千年以上昔から「飛騨の匠」という言葉に象徴されるように高度な木工技術をもった技術者を多く輩出しています。さらに伝統的な街並みや豊かな自然が人気で海外からの観光客も多い土地柄。2015年3月の北陸新幹線開業により、観光地として一層の盛り上がりが見込まれます。

ヒダクマは、飛騨市、トビムシ、ロフトワークの三者の強みを掛け合わせ、地域の資源を世界に展開する新しい森林活用モデルを生み出します。

2014年夏~秋にかけ、本事業のリサーチのために飛騨市でクリエイターキャンプを開催。建築やインテリア、プロダクトを専門とするクリエイターによる木材プロダクトのプロトタイプ開発が先行しています。

株式会社 飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)について

社名の由来

「飛騨の森でクマは踊る」という社名には「森林を活用することで、人と自然の関係を健やかにしたい」という想いが込められています。手入れがされなくなった森は生態系のバランスを崩したり、治水力が落ちたりと様々な問題を引き起こします。
飛騨市で近年問題になっている野生のツキノワグマによる被害もそのひとつ。森が荒れ、餌が激減することで、熊が人里に降りてきてしまうのです。

ヒダクマは、事業を通じて飛騨の森林を健やかにすることで、生態系のバランスを保ち、地域の暮らしも支えていきます。飛騨が目指す明るい未来の象徴として「熊が踊りだすぐらい安心して暮らせる森」のイメージをかかげました。

事業内容

(1)森林活用事業
飛騨の家具メーカーや木工職人の方々と連携して、飛騨の木材をつかった商品の開発・販売や、材料提供サービスを展開。間伐材を積極活用することで、飛騨の森を豊かにします。

(2)組木データベース事業
飛騨の伝統技術である「組木」を3Dデータベース化し、オンラインサービスを提供。世界中の建築家やデザイナーが、飛騨の匠の技とコラボレーションできる機会を創出します。

(3)FabCafe事業
飛騨古川の古民家を改装し、デジタルものづくりカフェ「FabCafe HIDA」を運営。デジタル工作機器を使いながら地域の職人とも交流できる、新しいものづくりコミュニティを築きます。

(4)滞在・合宿事業
豊かな自然が広がる飛騨のクリエイティブな空間「FabCafe HIDA」で、研修合宿や、 外部ラボ、親子キャンプ等を支援。企業の人材育成・事業開発などに活用可能です。

会社概要

会社名:株式会社 飛騨の森でクマは踊る(通称:「ヒダクマ」)
代表取締役:林千晶 取締役:諏訪光洋 竹本吉輝 松本剛
所在地:岐阜県飛騨市古川町本町2番22号
連絡先:info@hidakuma.com
URL:http://hidakuma.com
事業概要:木製品加工販売、カフェ・ホステル運営
設立:2015年4月予定
資本金:2,000万円(資本準備金:2,000万円)
株主:飛騨市(50%) 株式会社トビムシ(25%) 株式会社ロフトワーク(25%)

飛騨市について

平成16年2月1日に、古川町、河合村、宮川村、神岡町の2町2村が合併し、飛騨市が誕生しました。本市は、岐阜県の最北端に位置し、北は富山県、南は高山市、西は白川村に接しており、県庁所在地の岐阜市から約150km、高山市の北約15kmに位置しています。 周囲は3000mを越える北アルプスや飛騨山脈などの山々に囲まれ、総面積792.31平方キロメートルの約93%を森林が占めています。年間を通しては、平均気温11度で四季の移り変わりを肌で感じることができ、とても自然に恵まれた地域です。

出資母体について

飛騨市
http://www.city.hida.gifu.jp/
本庁所在地:〒509-4292 岐阜県飛騨市古川町本町2番22号
代表者:市長 井上久則
連絡先:TEL:0577-73-2111 FAX:0577-73-6373

株式会社トビムシ
http://www.tobimushi.co.jp/
本社所在地:〒185-0034 東京都国分寺市光町2丁目1番25号
設立:2009年2月2日
資本金:70,200,000円
代表者:代表取締役社長 竹本 吉輝
事業概要:森林・林業トータルマネジメント
連絡先:TEL:042-843-0109 FAX:042-843-0160

株式会社ロフトワーク
http://www.loftwork.jp/
本社所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア9F
設立:2000年2月17日
資本金:26,875,000円
代表者:代表取締役社長  諏訪 光洋
事業概要:Webサイト構築、デジタルコンテンツ開発、Webサービス運営、カフェ運営
連絡先:TEL:03-5459-5123 FAX:03-5489-6667

 

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
取材や詳細のお問い合わせなど、下記までお気軽にお問い合わせください。
※本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用ください

飛騨市役所 企画商工観光部企画課
TEL:0577-73-6558
kikaku@city.hida.gifu.jp

株式会社トビムシ
TEL:042-843-0109
info@tobimushi.co.jp

株式会社ロフトワーク パブリックリレーションズ
TEL:03-5459-5123
pr@loftwork.com

株式会社ロフトワークについて

ロフトワークは、オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・エージェンシーです。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材と向き合うクリエイティブ・ラウンジ「MTRL(マテリアル)」、2.5万人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ「ロフトワークドットコム」、クリエイティブな学びを加速するプラットフォーム「OpenCU」を運営。世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。(会社概要

お問い合わせ

株式会社ロフトワーク 広報:pr@loftwork.com

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