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柏木 鉄也

ロフトワークといえば、Webディレクターがたくさん働いているイメージがありますが、もちろん、他の職種の人も働いています。今回はマーケティング部のプロデューサーを務める柏木鉄也をご紹介。プロデューサーは、案件を獲得し、会社としての接点を作ることがお仕事。つまり、仕事の「はじまり」をつくる人なのです。

自分をアウトソースした先がロフトワークだった

柏木はブライダルジュエリーの店長からWebの世界へと飛び込んだ、異色の経歴の持ち主でもあります。一体何が彼にそうさせたのでしょう?

「実は18歳の時に一度Webの会社を起業しているんです。まだ口コミサイトもきちんと生まれていない頃に、お医者さんの紹介サイトを作ろうと思ったんです。でも、あまりうまくいかなかった(笑)。少しタイミングが早すぎた感じもありました。その後新卒でブライダルジュエリーの会社に入りました。いい会社でした。経営のスクリプトもしっかりしていて、安定していて。とても素敵な会社だったので、僕も店舗マネジメントとしてはいい成績を残すことができた。でも、式場とホテル、そして一般のお客様だけの世界だったので、もう少し大きな世界を見ておきたいと思ったのがそもそもの転職の動機でしたね」

ブライダルジュエリーの世界から、大学時代にチャレンジしたWebの世界に戻ってきた柏木。実はロフトワークに入る前にもう一社制作会社をはさんでいます。ロフトワークとの出会いは、その時のアウトソース先だったのでした。

「ロフトワークの前の制作会社時代、とあるモバイル案件でアウトソースした時に知ったのがロフトワークだったんです。まぁ結果的には発注しなかったんですけどね(笑)。そのときに対応してくれた人、後に先輩になるんですが、その人の人柄と会社の面白さに惹かれて、そのまま入社を希望しました。自分をアウトソースして、そのまま就職してしまったわけです(笑)」

期待が高い分、僕達がきちんと追いつかないといけない

同じWeb業界とはいえ、クリエイティブをテーマにした世界に飛び込んだわけですから、今までとはまったく違う環境でスタートを切った柏木。ロフトワークに来たことで、柏木の世界は広がったのでしょうか?

「ロフトワークが作っているクリエイターコミュニティーが、ただネットワークするだけではないというのは、全然別畑から来てもすぐに分かりました。クリエイティブを流通させるという大義でクリエイターコミュニティーができていて、きちんとビジネススキームができている。ロフトワークにとって、仕事を発注しやすいプラットフォームであると同時に、クリエイターにとってもポートフォリオとして、交流できる場として価値が成立しています。そしてそれが目に見えて機能している。ちょっとオシャレなことやってみるか、とかで運営しているのとは全く違います。これがアートにもクリエイティブにも無縁な人生を送ってきた僕にとっても新鮮でしたね。もちろん世界は広がりました」

では、実際に働いてみて、ちょっと予想と違う部分というのはあったのでしょうか?

「いい意味でも悪い意味でも期待値が高いことでしょうね。ロフトワークには存在感のあるオウンドメディアがあり、ビックネームのクライアントもいることから、時折負荷の大きなリクエストを受けることがあります。そして残念ながら、期待に応えきれない歯がゆい思いをすることもあります。でも、仮にそうやってトラブルになっても、“仕様です”と言って逃げたりはしない(笑)。ロフトワークはお客様のパートナーとして、きちんと満足してもらうことを利益に関係なく常に選んでいく会社です。良く言えばしっかり挑戦することと、折り合うことの両方ができる会社ではありますね」

信頼関係を作ることが、プロデューサーのクリエイション

ロフトワークの中でもメンバーの入れ替えが少なく、全社員60名のうち10名程度のマーケティング部門はとても仲の良いセクションのひとつ。その中でプロデューサーとしていちばんのやりがいを感じる瞬間とは何でしょう?

「もちろん案件を獲得できたときは嬉しいですね。でも、やっぱり実際に制作がうまくいって、クライアントと仲良くなれたり、心配顔のクライアントが笑顔になってくれたら嬉しいです。そしてプライベートで休日も一緒に過ごすことの多いマーケティング部門のメンバーと喜びを分かち合うのは何よりの楽しみです」

さらにそうした高いエンゲージメントを生むプロデュースの極意を聞いてみました。

「極意と呼べるほどじゃないかもしれませんが、ディレクターにとってのクリエイションがプロジェクトの制作物なら、僕たちのクリエイションは信頼関係をつくることです。そのためには、クライアントのビジネス領域に対して正確な理解と専門的知識を持とうとする姿勢でいること、そして誠実であることが必要です。クライアントと同じ方向を向いているか、同じゴールを目指せているか、それを常に意識することでしょうね」

ロフトワークのメンバーと (写真左)

最後に、これからロフトワークでやっていきたいこと、将来の夢は何でしょう?

「基本的には現在の取り組みにおいてベストを尽くすこと以外はあまり考えないのですが、もちろんもっとロフトワークを大きくすることに関わっていきたいと思っています。そして、やっぱりクライアントにとって、ただ“Web制作を頼める人”だけではなくて、何かビジネスで課題を抱えたときに相談してもらえるような存在になりたいですね。そしてそこからWebで何ができるか提案できるようになっていきたい。今やビジネスモデルとWebは常に並走しているわけですから、僕もクライアントの悩みや課題を理解できるパートナーとして、クライアントのイノベーションを実現していきたいと思っています」

ロフトワークで同じものづくりの現場にいても、柏木の仕事は人と人の間を信頼で繋ぐ仕事です。目に見えない代わりに、目の前で喜んでくれる誰かがいることが、最高の達成感を与えてくれるのです。

社員の仲が良いのもロフトワークの特徴。息子も連れてスキーに (写真右)

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loftworkers vol.4

Tetsuya Kashiwagi

プロデュース柏木 鉄也